室内ゲームクラブも2年目です。
今年度は前年度と違い、自分一人で担当しているので…思い切って私所有のボードゲームをクラブ活動に導入してみました。
学齢などを考えて見繕っていくのですが、これが中々丁度いい難易度のものを選ぶのが難しいです。
「これはいけるだろう」と思ったものがはまらなかったり、「これはどうだろう」と心配なものがはまったりと予測が当てになりません。
最近、よく盛り上がるのは「ナンジャモンジャ」
これは定番でありつつも、普遍的な面白さとルールの明快さ、そしてそこから生み出される面白さのバランスが分かりやすく親しみやすいのです。
またこちらも定番ですが、「ブロックス」も人気です。
ルールがわかりやすいだけでなく、見た目の綺麗さや戦略性などもあり、やればやるほど子ども自身が考え込んでしまうこともあるほどはまっています。
そして「ねことねずみの大レース」は、やるまでは冷めている子どもも、やり終わったあとはネコの動きに興奮して、関係ない他の教員にも感想を話していました。
シンプルなルールですが、運の要素もあり、さらに案外戦略もあるのがいいのでしょう。サイコロでネコの目が出たときの盛り上がりはすごいです。
クラブ活動は、子どもたちに「何か学ぶ」という意識よりも、「心が落ち着く」とか「仲間と穏やかに話せる」、「くつろげる」といったことを私自身は優先しています。
もちろん何も学ばなくてもいい、というわけではありません。学ぶことも多いでしょう。しかし何か大きな目標をたてたりするわけでもなく、「学校で楽しく過ごせた」と帰る前に思える体験の一つとして感じてくれればいいかなと思っています。
ただ単に「クラブ活動」の位置づけを理解しきれていないこともあるのですが。