専門分野なんてない、という話を書こうと思ったら…

昔からずっと思っているのが、人に胸を張って言える専門分野がないこと。

 

専門分野としてよくあるのが免許関係です。

 

免許だけのことを言えば中学校社会科の免許を持っているので、「専門は社会」ということになりますが、そこまで社会科について詳しいと言えないしなぁといつも思ってしまいます。

 

また幼稚園教諭の免許も持っていますが、これも特段幼児教育に詳しいわけでもありません。

 

最近はコロナ禍でほとんどなくなりましたが、昔は4月の始めにそれぞれの先生がどこの専門部会に入るか決めていました。

 

校務分掌的に「算数主任」なら「算数部会」というようにほぼ決まっている部分もありますが、小学校の場合、自分で決められる余地もありました。

 

「今年は算数に力を入れたいから算数部会にしようかな」「今年は特活について詳しく学びたいから特別活動部会にしよう」等、選択の幅がありました。

 

私が現在いる自治体では、コロナ禍で専門部会の存在感がなくなり、集まることもほとんどなくなりました。オンラインでの集まりもありません。

 

部会の会長も知りませんし、そもそも私自身がどこの部会に所属しているかも曖昧です(おそらく校務分掌関係の部会なはず)。

 

昔はこの集まり自体が面倒くさいと思っていましたが、今はむしろこのような集まりがなくなってしまい、学校間での情報共有の場がないことが強くデメリットのように感じています。

 

専門分野を選べたり、決めたりする場、そして情報共有する場がほしいなと思った今日この頃です。