カンファレンス以前に現実と繋がるきっかけを

今日は久しぶりに「社会科ワークショップ」を読む時間が作れました。

 

今日は少し間が空いて、第7章を読みました。

 

第7章「カンファレンスで子どもたちの学習を支える」では、カンファレンスを行う上で大切なことや実際のカンファレンスの様子について書かれています。

 

もちろんカンファレンスの重要性は「作家の時間」などで体験していましたし、その難しさも実感していました。

 

しかし今回、この章で感じたのは、「分からないことは実際にその人に聞いてみる」ことへのフットワークの軽さです。

 

以前の章でも語られていますが、魚のことなら漁業団体や水族館に電話してみたり、労働問題なら実際に働いている身近な大人(保護者など)にアンケートをとってみたり…本章の主題とずれますが、ここまで読んでいて、「分からなければ聞く」という姿勢が私自身できていないことを思い知らされました。

 

本章の中で、「頭で考えていることと現実は違います。その違いに直面したときに考え直すことができるだけの余地が十分に残っていること、これもワークショップの良さだと言えます。」(p.204-205)と書かれていますが、私自身はその現実に向き合わせるきっかけを与えることができていなかったことを感じました。