学ぶ姿勢を見せることが学習内容以上に大切かも

いよいよ来週から本格的に社会科の学習が始まります。

 

そこで夏休みより読み進めていた「社会科ワークショップ」を実際に行うために、準備をこの時間までしていました。

 

 

正直、夏休みは途中から別件で忙しくなってしまい中々準備ができなかったし、書籍も後半の章を読めていないので、勉強不足も否めないです。

 

それでも「実践したい!」と思ってしまうくらいの熱量や興味深さをいだくだけに、嫌な気持ちはせず、むしろ楽しく準備をしていました。

 

やはりいきなり行うのは厳しいので(書籍内でも触れられている通り)、ユニットシートを作成し、少しずつ少しずつ実践していくことにします。

 

私自身、不安ももちろんあります。

 

いわゆる“よくあるような”授業をするほうが確実に楽なわけですが、それでもトライアンドエラーをしていくつもりです。

 

それは教師も子どもも同じように学んだいくわけであり、教師自身が学ぶ姿勢を見せることが子どもの成長にも寄与すると思うわけです。

 

本書の中でも、架空の学年会として

桐谷 すっごく面白そうですね。一人ひとりが自分の学びたいことを自分で選べるなんて。でも、僕は心配です。横浜市にやって来てまだ三ヶ月ですから、横浜市の水道のことなんて分かりません。指導書には教え方が書かれていますが、子ども一人ひとりに役立つ内容を教えるだけの自信がありません。

 

杉田 桐谷先生はいいところに気づいていますね。そう、クラス全員の子どもに教えることもあるでしょうが、基本的に教えることは一人ひとり異なるはずです。(中略)しかし、桐谷先生の気持ちはとてもよく分かります。でも、桐谷先生自身も、今とても水道について勉強をしているじゃないですか!桐谷先生がどのように水道を学んでいるのかが、子どもたちにとってはもっとも価値のある学ぶべき姿(モデル)になっているのです。だって、桐谷先生が夢中になっている姿以上に、学ぶことが楽しいということを伝える材料はほかにありませんから。水道の学習以上に大切な学習になるはずです。

 

とあります。

 

まずはロングレッスンに向けて、準備を進めていきます。