「他人事」の歴史を「自分事」へ

社会科ワークショップもいよいよ佳境に突入。

 

と言いたいところですが、進度が遅れています。

 

そのためまだ歴史の範囲です。

 

社会科の歴史では、日清戦争日露戦争第一次世界大戦第二次世界大戦と戦争が続き、6年生には想像することも難しい範囲です。

 

もちろん写真や映像、書籍などの史料はあります。教科書も図や絵などで分かりやすく説明しています(逆に言えば端的ともいえるが)。

 

それでも児童の中には表面だけを捉えて、結局のところ「他人事」として、遠くのニュースを聞く感覚でいる子もいます(そういう私自身も自分事になっているかというと自信がないが)。

 

そんな「他人事」となりやすい歴史をどのように「自分事」として捉えていくかを考えたとき、今のクラスではスライドで発表をしてもらっています(もちろんスライドを使う中で劇をしたり、具体物を作ったりすることも大いに推奨)。

 

そうしたときに中々「自分事」として捉えられずにいる児童もいます。

 

ミニレッスンで色々な資料を紹介したり、例え話をしたり、社会科ワークショップ巻末に載っている「探求テクニック」を示したり…。

 

そういう積み重ねで少しずつ少しずつ歴史を「自分事」として考え、自分の考えや生活に結び付けられるようになってきました。