今再び「初代けテぶれ本」を読み返す

「マンガ版けテぶれ」から「けテぶれ宿題革命」へ戻る

 「『けテぶれ』宿題革命!」(以降、「初代けテぶれ本」と呼ぶ)は、以前から読んでいたし、今回2学期途中から「けテぶれ」を導入するに当たり、改めて読み返した。そして先日、待望の「マンガでわかる けテぶれ学習法」(以降、「マンガ版けテぶれ」と呼ぶ)が発売された。

 

 

 教員だけでなく、子どもにとっても読みやすく、マンガの部分だけ読めば、まずはけテぶれの骨格を知ることができる。また以前から「けテぶれ宿題革命!」を読み、実践していた者でも、「サポーターの方へ」の項が大変示唆に富んでいて、教員としての態度や考え方をそこで知ることができる(もちろん「知る」だけではいけませんが)。

 

 そうして「マンガ版けテぶれ」を読むと、改めて「初代けテぶれ本」を読み返したくなってきて、実際に今読み返している最中である。読んだつもりになっていても、再び読み返してみると、以前に気になっていた部分や琴線に触れる部分が変わってきていることに気づいた。

 

 もちろん実践的な部分は大変参考になる。しかし改めて読み返すと、「あとがき」の部分を読むと、私自身本当に勇気がでて、明日から頑張ろうという気持ちになる。

 

 「葛原先生でも1年目は悩んでいたんだな〜」と思う。それでもそこで立ち止まらず、トライアンドエラーを積み重ねた結果、今では数多くの方が実践している「けテぶれ」を作り上げたのだ。数年前、「WATCHA東京」で葛原先生の実践を直接聞いたときは、正直、私にとって遠い存在だった。すぐに「けテぶれ」にチャレンジできなかった。

 

 しかし「あとがき」を読むと、葛原先生と私もつながっているのだな(上手く、表現できないが・・・)と感じた。トライアンドエラーの積み重ねをこれからもしていく力になった。

 「初代けテぶれ本」を読み、最近「マンガ版けテぶれ」を読んだ方も改めて、「初代」に戻ると結構忘れていることや気付かされることがある。お時間があれば読み返してみてはどうでしょうか。