実践の精選

次年度に向けて、来年度に行う実践を精選している。

 

今年度行った実践から何を追加して、何を減らすか。

 

当たり前であるが、実践も最低限トレードオフしないと持続可能な授業や学級経営は厳しくなっている。

 

厳しい言葉で言えば、自らの寿命を削ってやれば可能だが、その現状が世間に広まった結果が現在の教員採用試験の低下の一端のように感じる。

 

今年度の私自身の働き方を振り返ると、いかんせん残業が多かったように感じる。

 

いや正確に言うと昨年度に比べると大幅に減ったのであるが、それは前任校が中学校で、現任校が小学校なところが大きい。

 

残業が多かったというのは、現在の職場である小学校の中では、基本的に最後に鍵を閉めるほどに残っているためだ(正直、異動した一年目はどの学校でも同じ状況なので慣れている)。

 

もちろん慣れない小学校勤務ということが原因として大きいが、次点で実践していることの多さも否定できない(これは私自身が強く感じているよりも、管理職から言われる)。

 

そこで最近、来年度に向けて実践の精選をしているわけだ。

 

まずは今思いつく限り、今年度行った実践や次年度行いたい実践などをメモに書き出してみた。

 

・けテぶれ(自学、教科×けテぶれ)
・個票の作成(けテぶれとの融合)
・『学び合い』、自由進度学習
・振り返りジャーナル
・社会科ワークショップ
・作家の時間
・教室リフォームプロジェクト
・学級通信毎日発行
・連絡帳から「提出・連絡フォーム」(Google classroomやgoogle form等の活用)への完全移行
・係活動から会社活動へ
・学級力会議
・土居先生の漢字指導法(漢字音読、漢字チェックシステム等)
・構成的エンカウンター(マシュマロタワー、コンセンサスゲーム、エッグドロップ等)
・月ごとの個人目標とそこへ向けての習慣化スタンプカード
・ビー玉貯金ではなく、ソフトボールストックタワー(透明な筒にボールを積み重ねていく)
・おにぎりママさんの一筆箋
・QNKS
・国語の「問い」をつくる授業
・学級目標に沿った学級経営(その逆も)
・教育×ボードゲーム
・掃除、当番活動、係活動
・読書家の時間(ブッククラブ)

 

 

こうしてみると…昨年度はしていたが今年度はしていないことも結構あるし、その逆もある。これは目の前の児童の実態を踏まえた上で、取捨選択しているからだ。

 

来年度になってみて、担当する学年や児童が決まり、その子たちの実態に応じていく必要はあるが、それを待っていると見切り発車になることは見えている。

 

なので今のうちに精製していくことが必要であり、精選した結果、その実践の準備期間も必要になるわけである。

 

次年度は、今年度の実践を見直し、精選して、実行していきたい。