教員生活11年目ですが、今まであまり学校菜園(畑)の活用をあまりしてきませんでした。
中学校にはあまり活用している例は聞きませんが、小学校ではよく畑があります。
昨年度、今の学校に異動してきて畑が学年ごとにきっちりと整備されていて驚きました。
異動してきたばかりの昨年度は正直慣れることで精一杯で、理科で必要なヘチマの栽培しかしていませんでした(学年の畑は他の学年に貸していました)。
しかし今年度は、生活科の学習で活用することもあり、学年の畑をフル活用しています。
そして…ただ生活科の学習として使用している機能で終わっているのではなく、隠れた機能があるのではないかということです(ヒドゥンカリキュラム)。
同僚の先生とも話していたのですが、あまり学校生活で活躍の場が少ない児童の中には、この畑に対して並々ならぬ熱意をもってお世話をする児童がいるのです。
中々活躍の場がない児童にとって、学年の「畑」が居場所の一つとして機能している現状を目の当たりにします。
例えば、「授業中あまり進んで学習しない児童」が「進んで畑の水やり」をしたり、「雑草を取り」をしたりするのです。
またこの「畑」が一つの癒やしのような機能としても存在しているようにも感じています。
ちょっと調べてみると面白そうな記事を見つけました。