自立とは「自分の人生を自分でどれだけ管理できるか」である

教員をしていると、「自立」という言葉をよく聞きます。

 

昔、務めていた学校で学年主任が、校内の掲示板に「自立」と書いて張り出しました。

 

それを思い出します。

 

それくらい子どものたちの「自立」を意識する教員の方は多いのだと思います。

 

 

 

 

 

先日、COTEN RADIOの障害者の歴史についての回を聴いていました。

coten.co.jp

 

この中で自立の定義について語られる場面があります。

 

簡単にまとめると、自立とは「障害者がどれだけ自分の人生を自分で管理できるか」。

これは、「補助なしで何ができるか」ではなく、「援助を得ながら、生活の質をどれだけ上げられるのか、そしてそれが判断に基づくものか」という意味。(※あくまでも私が聴いてまとめたものです。)

 

これって…障害のある方に限らず、すべての人類にあてはまる自立の定義ではないでしょうか。

 

『学び合い』では、人の力を借りることをダメなこととはとらえません。むしろ借りられる力は借ります。借りる力を養うこともします。苦手なことから逃げるのではなく、苦手なことは得意な人やできる人、分かる人に聞いたり教えてもらったりする。その練習を学校生活でしていると私自身思っています。

 

自立について考える上で、また深まりを感じる回でした。