昨日に続き、子ども主体の道徳授業2日目でした。
当初子どもたちがたてていた「問い」がグループごとに対話して考えさせるのに、少し難しい(ここでいう難しいとは議論や考えがしづらいもの)であった。
そのため前日の放課後に少しだけプロジェクトメンバーを読んで、「問い」について話をした。
時間もないので、そのままの「問い」でいくのかなと次の日思っていたら、どうやら「問い」を変えていた。
しかも私自身が例として提案したものをそのまま使うのではなく、自分たちなりに考えたものになっていた。
この日の価値項目は「生命の尊さ」でした。
綺麗事を言えば、「命は大切だ」という着地点にいくわけだし、それが本人の「正解」だとしてもいいと思う。
しかしこの日の「対話」では、「立場を変えて自分が虫だったら…」や「命は大切だが、生きるためには仕方がないこともある」等、一歩二歩進んだような「対話」がなされているグループもあった。
子どもたちもこの学習形態に慣れてきて、少しずつであるが「会話」ではなく「対話」へと近づいているように感じた。